2018年1月2日火曜日

420 船瀬俊介氏の警告

420 船瀬俊介氏の警告

近藤誠医師の本を読むまで、私は「ガンの三大療法」を信じていた。ところが近藤理論に出会って考え方を変えた。だから初めのころとガンにたいする考え方に変化が出ているのは勘弁していただきたい。
 近藤誠医師は、医者の立場から「日本のガン医療の問題点」を指摘している。一方で患者の立場に立って「日本のガン医療の問題点」を指摘している本も沢山ある。
 そのなかで、環境問題評論家の船瀬俊介氏の『ガンで死んだら110番―愛する人は殺された』(船瀬俊介 五月書房)を取り上げてみたい。
日本人は「医者信仰」「薬信仰」が強い。先に触れた三冊で納得できない人は、この本を読まれたらどうだろう。
 この本はガン患者の8割は「抗ガン剤」「放射線」「手術」で殺されている。ガン医療で潤う医療産業の存在を指摘、三大医療(手術・放射線・抗ガン剤)一辺倒の現代医療に警告を発している本である。
簡単にポイントを触れてみたい。

(1) ガン先進国・アメリカのガン治療は180度かわった
抗ガン剤による化学療法は無力だと認める。なぜならガン細胞はすぐに自らの遺伝子を変化させて、耐性を身につけて抗ガン剤を無力化する(ADG:反抗ガン剤遺伝子の発見)
抗ガン剤の致命的欠陥は、ガン細胞と闘う味方のリンパ球(NK細胞など)を総攻撃し、殲滅してしまうことを発表
抗ガン剤は強い発がん物質であり投与すると別の臓器・器官に新たなガンを発症させることを発表
(以上アメリカ国立ガン研究所(NCI)発表)
アメリカ政府調査機関(OTA)は1990年、抗ガン剤の有効性を完全に否定。代替医療のほうが末期ガン患者を救っていることをはっきり認めた。このOTAレポートでアメリカのガン治療は代替療法優位に変わっていったのである。

ところがアメリカのレポートを日本ではかん口令が敷かれていたのである。

(2)抗ガン剤 七つの疑問
日本での抗ガン剤に対する疑問については、星野仁彦医師による「抗ガン剤 七つの疑問」を船瀬氏は引用していた。以下の通りである。
固形ガン・転移・再発ガンに抗ガン剤は無力
抗ガン剤と認定される過程がデタラメ
抗ガン剤遺伝子のADG(反抗ガン剤遺伝子)を無視している
強い毒作用でQOL(生命の質)を著しく低下させる
リンパ球の活性(免疫力)を低下させ、感染症に対する抵抗力も下げる
抗ガン剤は猛発ガン物質。二次ガンを発生させる
抗ガン剤の使用について、ほとんどの医師が素人
(星野仁彦 福島学院大学教授・医学博士資料より)

(2) 厚生労働省の役人も認める
驚くべきことに厚生労働省の役人は、「抗ガン剤でガンは治せない」など、星野医師が指摘した点は十分認識していた。にもかかわらず、日本国民を苦しめている抗ガン剤を認めているのである。これは明らかに薬害ではないかと船瀬氏は指摘する。

(3) 医者は自分がガンのとき、抗ガン剤を使わない
寺山心一氏は自ら抗ガン剤で苦しんだ経験を元に、医者に「あなたがガンになったとき、抗ガン剤の注射を打ちますか」と聴いている。
271名の医師に聞いて、一人を除いて全員が使わないと答えた。
 医者は病院経営に病人(ガン患者)と高額な医薬品が必要であり、自分では使わない抗ガン剤を患者には使うのである。

(4) 15兆円のガン産業に巨大利権が存在
ガンを取り巻く利権のペンタゴンとして,以下の五つをあげている.
「政治屋(厚生族議員」
「官僚(厚労省官僚」
「学会・研究機関(医師会・ガン研・大学病院)」
「マスコミ」
「企業(製薬メーカー・病院)」

「政治屋」・・「企業」に対する権利誘導、見返りに政治献金。
「官僚」に対する人事権(首切り)見返りに情報コントロール
「官僚」・・「企業」に対する許認可、見返りに天下り・招待ワイロ。
「学会・研究機関」に対して人事介入、見返りに政策協力(審議会)。
「マスコミ」に対しては免許権(放送法など)、見返りに癒着(記者クラブ)
③ 「企業」・・「マスコミ」に対する広告料(口止め料)、見返りに自主規制
   「学会・研究機関」に対して研究費、見返りとして研究支援(開発テスト)
④ 「マスコミ」・・「学会・研究機関」にたいして攻撃回避、見返りとして学術情報の操作

「国家までもがこの利権構造の一翼を荷なっている。マスコミにとってスポンサーの製薬メーカーは神様です。スポンサーに関わることは一行一字もかけない、いえない。これがマスコミの本音です。また企業や政界に研究費や名誉、地位を握られた「学会」も利権の奴隷です」船瀬氏は怒りをこめてこう記述している。

(5) ガンは自然治癒力で治る病気
 船瀬氏は日本のガン医療の問題点を厳しく指摘した上で、ガン三台療法に依存しないガンとの付き合い方を「諦めないでください!ガンは自然治癒力で治る病気です」という章を設けて述べている。ここでは実際にガンに罹患しながらガンの三大療法を拒否し、ガンとどのように戦かたかを詳しく解説しているのである。

星野仁彦医師 福島学院大学教授・医学博士の事例は、自身医者で末期の大腸ガン・肝臓ガンに罹患し、五年生存率0%といわれた段階で抗ガン剤を否定し、星野式ゲルソン療法によりガンを完全克服した。
 
川竹文夫氏はNHKのディレクターで腎臓ガンに罹患し、手術をうけた。早期ガンであったが、彼は「不安と恐怖に襲われた、そして自らの命をコントロールできない、というやりきれなさに苦悩、煩悩した」と述べている。
多くの文献を調べ、ガンを克服した経験者に会う中で、治らないはずのガンでありながら、多くの生存者がいることを知って、「ガンが治りにくいのは、治らないものだという、誤った信念のためではないかと気づく」。
「ガンは治る」このことを多くの人に知ってもらいたい、ここから川竹氏の活動が始まった。『幸せはガンがくれた』の著書の中に触れられている。

 伊丹仁朗医師 すばるクリニック院長。『笑いの健康学』(三省堂)の著者。
人間が生まれつき持っている「ガンをやっつけるキラー細胞(NK細)」、その攻撃力はその主人で人間の気分や感情で、大いに変化する。
 ガン治療の最大目的は、このキラー細胞を「強くする」ことにつきるが、日本のガン医療の現場ではまったく行われていない。
伊丹医師は「笑いと免疫力」の研究から笑いがNK細胞を活性化することを立証している。反面『悲しみ、ストレス』を受けるとNK細胞はとたんに元気がなくなる。
伊丹医師は、『笑い』をがん治療にとりいれ、「生きがい療法」として活用している。

(6) 沈黙する患者の側にも責任がある
巻末資料で船瀬氏は「沈黙する患者の側にも責任がある」と述べている。患者が沈黙することで、ガン・マフィアたちは、やりたい放題のことができるからだ。
「だから声を上げなさい、疑問は訊きなさい、納得するまで尋ねなさいといっている。悲しいことですが身内、友達がガンで亡くなったら、すぐさま110番のダイヤルをしなさい、行動を起こしなさい。刑事で告訴・告発をしなさい。民事で損害賠償の請求裁判を起こしなさい」と述べている。

今の恐るべき日本の医療現場を変えるには、私たち一人ひとりが取り組んでいかなければ変えられない。そうでなければこれからも多くの人達の犠牲が積み重ねられることになる。船瀬氏は歪みきった現代のガン治療の実態を白日の下にさらしているのである。
(2012.8.9記)

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