2018年1月2日火曜日

411 ガンとファイトケミカル

411 ガンとファイトケミカル

ガンの発病には「二段階説」がある。
第一段階は、「発ガンのイニシエーター」と呼ばれる細胞を傷つけるフリーラジカルが細胞膜を傷つけ、細胞の中のDNA(遺伝情報)を傷つけ、傷ついた細胞がそのまま分裂してしまった状況がガンの発生である。いわば「ガンの赤ん坊」の誕生で、この段階ではまだ害もなく、眠った状態である。

第二段階は、その細胞を目覚めさせる「発ガンのプロモーター」で、異常になったDNAの情報を持った細胞が細胞分裂を始めるようにさせる促進因子の役割である。
一個の細胞から10億個ぐらいの細胞が集まる大豆ぐらいの腫瘍になるには10年~20年かかる。ところがここから10倍になるにはたった1.5年~2年しかかからない。

第一段階の「発ガンのイニシエーター」と戦うには細胞の酸化を食い止める「抗酸化剤」が必要である。

第二段階の「発ガンのプロモーター」に対抗するには、ガン化した細胞を殺すための「免疫力向上」と、ガンが成長しないようにする「抗ガン作用」を持った物質が必要である。

抗酸化作用、免疫力向上作用、抗がん作用の三つの作用をもった物質があればいいのだが、自然界では、たとえば抗酸化の栄養素についてはビタミンC、ビタミンE、ベータカロチン、葉酸。ミネラルではセレニウムなどが良く知られている。いずれも緑黄色野菜に多く含まれている。

実は抗酸化作用、免疫力向上作用、抗ガン作用の三つ作用をもった物質が1980年代に次々と植物性食品から発見されていった。植物性食品が一躍注目を集めることになったのである。

以下の項目を参考にされたい
「412 ファイトケミカル早見表」
「413 デザイナーフーズ」
「415 野菜別ファイトケミカル」


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